市電緑のじゅうたんができるまで

市電軌道敷の舗装は、石畳やアスファルト、コンクリート板などでできています。

軌道敷内の舗装をはぎ取ります。

木製のマクラギをコンクリート製に取り替えます。

新しいコンクリート製のマクラギです。

マクラギ全体をコンクリートで固定し、所々に水抜き穴を設けます。

植栽帯の一番下は透水性のシート（茶色）、その上に保水シートを敷きます。

ならした土の上に保水力の高い特殊なブロック（保水基盤）を並べます。

保水基盤の周りに保水力の高い芝の根が張りやすい特別な土を入れます。

線路の幅にあわせて丁寧に張り付けます。

緑のじゅうたんの完成です。

緑のじゅうたんは、総延長約989メートルになりました。

平成22年9月　熊本駅前電停　から　田崎橋電停　　　　　400メートル（1,850平方メートル）完成
平成23年2月　熊本城・市役所前電停　から　通町筋電停　280メートル（1,300平方メートル）完成
平成24年2月　通町筋電停　から　水道町電停　　　　　　190メートル（860平方メートル）完成
平成25年2月　熊本城・市役所前電停　から　花畑町電停　 65メートル（370平方メートル）完成
令和3年3月　辛島町電停　　　　　　　　　　　　　　 54メートル（235平方メートル）完成

芝の状況

芝が育っている社員 — 芝の上に乗ると、芝が枯れる原因になりますのでご注意ください。